月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

今日は普通の話がしたくてさ

実際の変態具合とのギャップは大きな魅力であり、君の奥深さでもあり俺が気に入ってるところ。

ご主人様に、そんなふうに言ってもらった。
心の底から嬉しい。


ご主人様は頑張ってる奴隷を褒めてくださるし、命令以外ではとても優しい。
何より、多忙な毎日を必死で乗り切る奴隷の身体のことを、気遣ってくださる。
筆者がご主人様を求めてることも分かってくださるし、ご主人様が筆者を求めてくださってることも分かる。


先日、ご主人様が時間を作ってくださって、夜50分くらい通話した。
革靴のかかとが地面を踏む音がずっと続いていた。きっと帰宅途中で、1,2駅分早く降りて歩いているのだろうかと想像した。なおさら、ご主人様の優しさにありがたみを感じる。
「今日は普通の話がしたくてさ」
優しくて聞き上手なご主人様と、近況報告をしあった。


朝、外に出ると、空気から秋を感じるようになった。三月末にご主人様と出会って半年が経とうとしている。夏が終わろうとしている。
1度も会えていないし、実のところ通話回数も5回以上10回未満といったくらいだろうか。


なぜご主人様は、筆者を繋ぎ止めていて下さるんだろう、と不思議に思うことがある。
「『対等じゃない感じがして、嫌だ』と言われました」
少し気になっていた人と、上手く関係作りを出来なかった一件をご主人様に報告した。
「俺と君は、対等じゃないからね。笑」
対等じゃない方が、つまり契約的・ビジネス的な方が、人間関係は上手くいくものなのかもしれない。私にとって「対等」は難しく、恋愛は手に余るものだ。


仕事が一段落したので、課題が与えられる。
ご主人様のためならなんでも出来る気がする――そう思わせるご主人様に出逢えたことを、幸福に思う。