三人目の恋人の話。
人と付き合う時、趣味や好みの共通部分が多い相手か少ない相手かのいずれかに分かれると思う。
多い方がいい、と言う人もいるだろうし、逆の人もいる。
どちらにもメリットはある。
共通部分が多ければ、自分の好きなことの多くを恋人と楽しむことができる。
少なければ、自分の知らない世界を知れるし、お互いの一人の時間を尊重することもできるようになるだろう。
筆者はどちらかというと、共通部分が多い人といる方が好きだ。
好きなものが似ていると、一緒に笑える時間が増えるような気がする。
一緒に笑う時間が多ければ、もっと一緒にいたいと思えるようになる。
あまり自分一人の時間に重きを置いて生きていないから、そう望む傾向にあるのかもしれない。
「本気」を見せられた時、初めてその人の魅力に気づいた。
一緒にいることに対する価値観も良く似ていた。
人と付き合う時はいつも一応結婚まで考えるけれど、この人とが一番具体的なイメージが浮かぶ。
しかしセックスは良い時と良くない時が3:7くらいで、付き合いたての激しさが落ち着くと尚更ギャップを感じた。
休みも少なく残業も多い彼は、学生時代よりもずっと性欲が落ち着いてしまった。
本人曰く、「性欲はあるけどセックスは乗らない」らしい。
実際、半同棲中はセックスよりもマッサージや添い寝の時間の方が好きみたいだったし、口や手での行為はよく求められた。
働き方改革が良い方向に影響することを切に願う。