2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
職場が変わる理由は色々あるのだけれども、人権を守るため、という言い方をここではしておく。 今回自分が動くことで、自分を守り、自分を心配する多くの人を守ることが出来るのならと、決意した。
気持ちというものは形にもならなければ目にも見えなくて、それゆえに、私は途方に暮れた。 しかし思えば、彼にしてみれば、突然全力の好意を毎日のように浴びることになり、戸惑うのも仕方なかったのだと、理解してきた。 あと数週間で離れてしまうと分かっ…
彼は私の顔を両手で包み込んで、しっかりと目を見つめて私に言った。 ○○さんなら、どこに行っても大丈夫。 私なんかよりよっぽど、○○さんはこの仕事に向いてます。だから、頑張って…… 私は泣いたけれど、思ったより早く泣きやんだ。 3回も告白をした。 その…
最後に、本当に身勝手で、最低なお願いをしても、いいですか? 頭を抱きしめられたまま、なんだろう、と思った。 今まで散々振ったけど、やっぱりお付き合いしてください、とかかな? 付き合えないのは変わらないけど、私のことが好きになってきました、とか…
今になって急に、寂しいと感じます 抱きしめられているので顔は見えなかったが、彼は鼻を啜っていた。 もう1年あればって、思います。○○さんのことをもっと知れたかもしれないし、私のことも知って貰えたと思います 私は、○○さんの思っているような人間じゃ…
もう繋がってもいいと思ったが、 まだ触っていたい…… と彼が私の身体を触り続けていた。 私は焦り始めていた。 またしても私の身体が乾いてきていたことが気になり始めたのだ。 それと同時に、彼のも萎えてしまった。 いざ挿入、という場面で、柔らかいしや…
誘われて、再び寝室に戻った。 部屋に入ると私は彼に抱きついて、沢山キスをした。 ○○さんは小さいですね、頭に顎が乗りますよ と言われて頭頂部に頭を乗せて遊ばれた。 そうしてまた、キスをされた。 突然、世界がくるりと回って宙に舞った感覚に襲われた。…
……なーんてね 冗談だった。 趣味の悪い冗談だと思った。 忘れるわけないじゃないですか。あんな夜中に30分も歩いてここまで来てくれたんですから そう言って、おでこをコツンと突き合わせて、頭を優しく撫でてくれた。 そして、 10時か……まだ寝れる と言い残…
行為の最中、睡魔に襲われそうな表情の彼を見て、 「1回寝ますか?」 と提案し、寝ることにした。 危うく全裸で寝そうになるところを窘めて、ちゃんと服を着ようよ、と服を着させてから寝た。 さて寝よう、となった時にいつもの私のアラームが鳴ったので、朝…
しばらく動くと、彼が疲れてきた様子を見せたので、 「今度は、私が上になろうか?」 と提案した。 じゃあ、お願いします と、彼と私と上下逆になる。 上から被さるように挿入すると、 わ、、これは、、すごい と震えるように感じてくれた。 あの時の溶けそ…
汚れたのを舌で舐めとって、指の付け根の方まで咥えて綺麗に掃除した。 舐めたり吸ったりしていると、彼の指が口の中を探り始め、上顎のところと喉の奥に気持ちいいポイントがあることを見つけた。 指先で優しく舌を引っ張り出されてくすぐられるのも、気持…
身体中を指先で優しく触られると、声を我慢するのも難しくなってきて、彼の手が下に伸びた時、 すごい、濡れてるね と言われた。 恥ずかしかった。 でも、本当に、すごかった。 中に指が入ってきて、探るように出し入れされた。 普段はどんな風に触ってるの…
ベッドに押し倒されて、深いキスが長く長く続く。 甘くて苦しくて、声も少し出た。 隣の人に聞こえるから……声は我慢して? と言われると尚更ドキドキした。 首回りや腰周りを撫でられると反応してしまい、彼の目も段々熱っぽくなっていくのが分かった。 あの…
彼のベッドを借りて寝ることになった。 彼は床に寝袋をしいて寝ようとしていた。 申し訳なくなって、 「至れり尽くせりですみません。○○さんには、甘えてばかりです……」 とベッドの上に座って謝った。 でも、手を繋ぎたくて手を伸ばすと、床で膝立ちになって…
最初で最後だと、思ってあなたに会いに行きました。 だから最後まで私はワガママでいられました。 貴方はもっと、ワガママ言っていいんですよ? 今までどれだけ我慢して、頑張ってきたんですか。 あなたの優しさを、独り占めしたいと思ってしまいます。
気の許せる同僚に、これまでの経緯を打ち明けた。 彼のことは、同僚以上には思えないし思われてもいない、という彼女たちの言葉を信用したので、アルコールで口を滑らかにしてから、話した。
目を瞑ると、思い出します。 あなたの冷たい手が、私の頬を包んだことを。
お願い。 自分でも、ひどく悲しい声が出たと思った。 そんな、物欲しそうな顔したってダメですよ。 彼がそう言ってなだめてくれているのに、私は求めることをやめられなかった。
白くて滑らかな肌だと、いつも思いながら見ていた手。 華奢なのに、不思議な程に柔らかかった。
密室。2人きり。迫る時刻。 「○○さんと、もっと仲良くなれたらと思っています。 ○○さんは、どう思いますか?」 対峙する。私は緊張し、彼は何故か、不敵な笑みを浮かべている。