月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

例え、きっかけが中出しでも(その10・最終回)

それは、今の私が懸念している事だった。 彼は、話したがりで繋がりたがりの私に付き合ってるだけなんじゃないかと、不安に思うことがあった。 でも私は彼と話したくて、その不安を話せずにいた。 でも、距離についてはこうして毎日顔を見ながら話せているし…

例え、きっかけが中出しでも(その9)

それから数日が経った。 図ったかのように生理は来た。 さらに数日後、早まって注文した妊娠検査薬が届いた。 ラブグッズと一緒に保管することにした。 結婚という言葉はまだイメージできなくて、考える度に不安が募る。 でも、ずっと一緒にいたいと思える人…

例え、きっかけが中出しでも(その8)

次の日は彼が一日勤務だったので少し疲れていて、 寝てしまいそうだけど、少し横にならない? と提案されて2人でベッドに寝転がった。 たくさんキスをした。 彼の下唇がすごく柔らかいことに気づき、このプチ同棲期間はずっと下唇を吸っていた。 もうキスだ…

例え、きっかけが中出しでも(その7)

ベッドに座って2人が並ぶ。 彼の左腕と私の右腕が触れ合って、お互いの温もりを感じながら静かな時間が流れた。 嬉しさ半分、不安な気持ち半分の状態であることを、彼に打ち明けた。 不安の割に、落ち着いて話すことが出来た。 ○○ちゃん、 ギュウと抱きしめ…

例え、きっかけが中出しでも(その6)

出して欲しいところは、1つしかない。 生理ももうすぐ来るはずで、きっと問題は無いはずだった。 ただその、『きっと』が、とんでもなく不安だった。 付き合って間もない遠距離恋愛の私たちは、2人の時間さえままならない。 お互いの仕事もあるし、育てる時…

例え、きっかけが中出しでも(その5)

「コレでしてほしい……」 隣の部屋にあるローターを持ち出して、私は彼にオネダリをした。 ○○ちゃんは、これでクリ虐められるの好きだもんなぁ ブーン……と唸るピンクのローターの先端で、周辺を撫で回して焦らす。 興奮と期待で膨らんだそこに、先端を軽く当…

例え、きっかけが中出しでも(その4)

あ、やばい…… ゴム無しで挿入していた彼が慌てて体を離した。 引き抜かれた彼のものから、勢いよく精子がほとばしる。 手でしごいたりすることも無く放出された液体は、お腹の辺りに大量に出て、胸にまでかかったものもあった。 彼いわく、突然出そうになっ…

例え、きっかけが中出しでも(その3)

彼がバックから入ってきて、奥までグリグリと責められた。 そして、パァン、と何度もおしりを叩かれた。 叩かれる度私は声を上げて、繋がっているところはぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。 何されてるか分かってるの? おしり叩かれてるんだよ? なのにこん…

例え、きっかけが中出しでも(その2)

帰ってきた彼に食事を振る舞う。 何を作っても、彼は美味しい美味しいと言って食べてくれた。 シャワーを浴びてベッドの上でくっつき合う。 借りたシャツからは彼の香りがしていたが、抱きしめられた時のそれとは比べ物にならない。 「たくさん、虐めてほし…

例え、きっかけが中出しでも(その1)

「どうして、結婚っていう気持ちになったの?」 カメラの向こうで洗濯物を畳む彼に、聞いてみた。 そりゃまあ、『結婚したい』って思ったからだよ 当然のように答える彼を、ぽかんと見つめる。 ああそれは、納得してないって感じだね 彼が苦笑いした。 ちゃ…