月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

見せる、見られる。

「好きなタイプは?」ともし聞かれたら、どう答えるかは数年前から決めている。
どういうふうに思われるかは、考えないことにしている。


Skype通話で顔を見ながら話すことは、かなり気を許さないとできない。
いわんや、それを続けることをや。
さらに、恥ずかしい表情を映すとなればなおさらである。
初めて通話してはや4ヶ月。求められることもあるが、どちらかと言えばこちらから求めることの方が多い。


好きなタイプは、「自分程度の人間を好きにならない人」と答えることにしている。
それ以上でも以下でもないし、もちろん冗談でもない。
それじゃあ幸せになれないじゃん、と言われるし、そんなことは100も承知。
それでも筆者は、筆者に好意を示す人間を、本当の意味で愛せるような気がしないのだ。


筆者よりも魅力的で家庭的で賢い同性はごまんといるだろう。
そんな人を確実に見抜いて射止めて筆者なんかに見向きもしない、ちゃんとした目を持っている人を好きになる。


そんなふうに思える人に、久しぶりに出会えた。
あまり記事にはしなかったが、筆者の中では今1番ホットな相手である。
会いたいな、直接触れたいな、という思いも時々伝えるけれど、はぐらかされる。


とても心地よい。このままはぐらかし続けてほしい。
このまま、筆者なんかに振り向かないでほしい。


決して愛しはしない筆者のことを性の対象として見る、火の点いた時のあの視線が、何よりも好きだ。
触れられたい。でも、触れられなくても嬉しい。
恋をする気を失った筆者に、男を見つけるようアドバイスをする彼。
詰まるところ、筆者は彼のことが好きなのかもしれない。