月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

いつももっと虐められてるよ?(その1)

優しい貴方の意地悪な指先に、ただただ翻弄される。
何も考えられず、快感に身を任せて喘ぐ私を、どうしてそんなに愛おしそうに見つめるのだろう。
ビクンと私が身体を震わせた時の、欲情に燃える貴方の目が、大好きです。


片道4時間半。
仕事を早く切り上げ、彼に会いに行く。

もう、私に会いにこの地に来ないでください。

1度はこうも言われたその場所に降り立つ。

○○ちゃんがいいなら、おいで。

画面の向こうでそう微笑んだ彼に、会いに行く。


改札を出てロータリーに出ると、彼の車がちょうど目の前にやってきた。
そんな偶然さえも、心を躍らせる。
「お疲れ様」

お疲れ様

お互いに仕事終わりにすぐ出発した。
互いを労う言葉で、再会を果たす。


元同僚とも合流し、ご飯会を済ませる。
そして彼の家にお邪魔する。
毎日通話で見ている部屋。
最後に来たのは、3月の終わりだ。
命からがら、この地から逃げるために彼が匿ってくれた部屋。
「……お邪魔します」

いらっしゃい

ドアがしまったその瞬間に、抱きしめられていた。