月に一度は溺れたい

不真面目に真面目なブログです。感情豊かにセックスしたい。

愛が足りない

愛されたい。
時を惜しむように貪るように、愛されたい。


10代の頃は、自分をさらけ出してぶつけるなんて恥だと思っていた。
理想の自分を掲げて、それを維持することで精一杯だった。
友人はいた。恋人もいた。けれども、今も繋がりがある人はと言われると、片手で十分かもしれないのが悲しい。

20代半ばになって、ズレ始めた。恋人には内緒に、年上の男性と話すことにハマってしまう自分がいた。
知り合いには絶対に見せられない自分。
充実を知らずに青春を終えた自分の末路だと、虚しくなることもしばしばである。

人は何を楽しみにして生きているのだろう。
何が面白くて生きているのだろう。
休日の過ごし方がわからない。

実は、もうすぐあの人に会える。半年越しの逢瀬で、正直どうしようもなく身体が疼く。
今回はなんと1泊出来るかもしれない、という話も出ている。
縛られて、焦らされて、意地悪されて、甘やかされて眠れる。
愛してはないし愛されている訳でもないけど、待ち遠しい時間である。

愛されたい。
あの人はそれを与えてくれる人ではないけれど、話してきた誰よりも信頼はできる。
既婚であるのに信用も何もないけれど。上手く言えないのだ。騙されてるのかもしれない。

どこにも行かないでくれる人は、どこに居るだろうか。
30代の男性が好きなのならば、自分も30代になるしかないのかもしれない。
そう思うと、もう少しだけ余裕がありそう。