もっとひとつになったみたい(その3)
乳首を触られて、いつもよりも早く下着を脱がされて触られると、もうトロトロに濡れていた。
キスと乳首だけなのに……しかも乳首もあんまり触ってないのに。
もうこんなにトロトロなの?
と言われながら、指についたトロトロを目の前で糸引かせて見せられた。
恥ずかしがっていると彼が服を脱ぎ出して、
〇〇ちゃんだけじゃないんだよ。
ほら……
と自分の大きくなったのも見せてくれた。
こういう、1人にしない優しさが本当に好きだ。
ゴムをつける前の彼のが入口にヌルヌルと当たっていると思ったら、そのまま入ってきた。
「ゴム付けてないよ」と言ったが、
生だと、〇〇ちゃんともっとひとつになったみたいで、気持ちいい……
と幸せそうな顔をされると私も嬉しくなってしまう。
しかも気持ちいいので、2人で生セックスをしばらく堪能していた。
彼の腰の動きが早くなってきたところで、やっぱりゴムして欲しいとお願いした。
気持ちよかったのにな、、
と苦笑いする彼が、少し彼らしくないなと思った。
いつも私に対して十分すぎるくらい気を使う人なので、余程気持ちよかったんだと思った。
これが彼のワガママなのかもしれないと思うと、愛おしくてしょうがなかった。