7歳年上男性の話。
見た目主義者もきっといるけど、自分はそこまで重要視していないと思っていた。
実際、余程の嫌悪感さえなければやることはやれる。
しかし結論から言うと、並んで歩くなら見た目も気になってしまう。
自分とは器の小さな人間だなと思い知らされて、落ち込んだものだった。
好きな相手の幸せが自分の幸せだと、そう思っている人は結構いると思う。
でもそれが一周回って自分のエゴであることに、気づいている人は少ないんじゃないかと思う。
献身することの幸せではなく、「これだけ頑張ればいつか自分に振り向いてくれる」という希望を、幸せと勘違いする人。
身体の薄い人が好みだけれど、肉のある人の密着感を初めて体験した。
唇も厚い人で、モチモチとした感触は新しかった。