いるよ。さわれるよ。(その3)
浴室に入ると、ジャグジーと泡風呂を楽しみながら一緒に湯船に浸かった。
彼に後ろからハグされて温まった。
身体を洗った後だったのに乳首を弄られるだけで濡れてしまう私に、
お風呂の中なのに、乳首触られただけでヌルヌルしてるの?……変態だね
と言葉で責める彼。
それも凄く、感じてしまった。
お風呂からあがって髪を乾かし、バスローブを纏い、ベッドに移動する。
キスだけで30分以上の時間が簡単に溶けていく。
それくらい、触れ合うことに飢えているような2人だった。
3月末のプチ同棲期間の間に、彼の細くて長い大好きな指で中を掻き回されるとすぐに感じるような身体になってしまっていた。
この夜も、そうだった。
中に指が2本入ったままクリを口で吸われ、果てた。
彼は、挿入こそしたが、やはり途中で萎えてしまっていけなかったようだった。
付き合ってもうすぐ1ヶ月になる。
私はまだ1度も、彼の果てるところを見ていない。
深夜1時半、お互い移動の疲れもあり眠ってしまった。