2020-01-01から1年間の記事一覧
……なーんてね 冗談だった。 趣味の悪い冗談だと思った。 忘れるわけないじゃないですか。あんな夜中に30分も歩いてここまで来てくれたんですから そう言って、おでこをコツンと突き合わせて、頭を優しく撫でてくれた。 そして、 10時か……まだ寝れる と言い残…
行為の最中、睡魔に襲われそうな表情の彼を見て、 「1回寝ますか?」 と提案し、寝ることにした。 危うく全裸で寝そうになるところを窘めて、ちゃんと服を着ようよ、と服を着させてから寝た。 さて寝よう、となった時にいつもの私のアラームが鳴ったので、朝…
しばらく動くと、彼が疲れてきた様子を見せたので、 「今度は、私が上になろうか?」 と提案した。 じゃあ、お願いします と、彼と私と上下逆になる。 上から被さるように挿入すると、 わ、、これは、、すごい と震えるように感じてくれた。 あの時の溶けそ…
汚れたのを舌で舐めとって、指の付け根の方まで咥えて綺麗に掃除した。 舐めたり吸ったりしていると、彼の指が口の中を探り始め、上顎のところと喉の奥に気持ちいいポイントがあることを見つけた。 指先で優しく舌を引っ張り出されてくすぐられるのも、気持…
身体中を指先で優しく触られると、声を我慢するのも難しくなってきて、彼の手が下に伸びた時、 すごい、濡れてるね と言われた。 恥ずかしかった。 でも、本当に、すごかった。 中に指が入ってきて、探るように出し入れされた。 普段はどんな風に触ってるの…
ベッドに押し倒されて、深いキスが長く長く続く。 甘くて苦しくて、声も少し出た。 隣の人に聞こえるから……声は我慢して? と言われると尚更ドキドキした。 首回りや腰周りを撫でられると反応してしまい、彼の目も段々熱っぽくなっていくのが分かった。 あの…
彼のベッドを借りて寝ることになった。 彼は床に寝袋をしいて寝ようとしていた。 申し訳なくなって、 「至れり尽くせりですみません。○○さんには、甘えてばかりです……」 とベッドの上に座って謝った。 でも、手を繋ぎたくて手を伸ばすと、床で膝立ちになって…
最初で最後だと、思ってあなたに会いに行きました。 だから最後まで私はワガママでいられました。 貴方はもっと、ワガママ言っていいんですよ? 今までどれだけ我慢して、頑張ってきたんですか。 あなたの優しさを、独り占めしたいと思ってしまいます。
気の許せる同僚に、これまでの経緯を打ち明けた。 彼のことは、同僚以上には思えないし思われてもいない、という彼女たちの言葉を信用したので、アルコールで口を滑らかにしてから、話した。
目を瞑ると、思い出します。 あなたの冷たい手が、私の頬を包んだことを。
お願い。 自分でも、ひどく悲しい声が出たと思った。 そんな、物欲しそうな顔したってダメですよ。 彼がそう言ってなだめてくれているのに、私は求めることをやめられなかった。
白くて滑らかな肌だと、いつも思いながら見ていた手。 華奢なのに、不思議な程に柔らかかった。
密室。2人きり。迫る時刻。 「○○さんと、もっと仲良くなれたらと思っています。 ○○さんは、どう思いますか?」 対峙する。私は緊張し、彼は何故か、不敵な笑みを浮かべている。
4泊5日の二人暮らしが終わった。 Arigatonahonto Wasuren タッチパネルが苦手な彼からの、最後のメッセージ。 日本語入力モードに戻せなかったのだろう。 慣れない手つきで、私が貸したタブレットを操作して送信する様子を想像すると、目頭が熱くなった。
刻んだるわ 身体の全部に 俺のものにしたる この身体は誰のもんや?
あけましておめでとうございます。 今年もちまちまと書いていきたいと思ってます。 週1回以上更新するのが目標です。 2020年は、昨年よりもプライベートの充実を目指します。